ピル・アフターピル

低用量ピルの種類、何が違うの?選び方の基本

「ピルにも種類があるって聞いたけど、違いがわからない」——低用量ピルの種類と、どれが自分に向いているかを整理するための基本をまとめました。

この記事の結論

  • ピルの種類は「含まれるプロゲスチンの種類」で主に分類される
  • どれが合うかは飲んでみないとわからない面がある。副作用が出たら変更できる
  • 種類の選択は医師が行う。「不安なこと」を受診時に伝えると、考慮してもらいやすい

「ピルを飲もうと思っているけど、種類がいくつかあってどれがいいのかわからない」——そう感じている方は多いと思います。

最初から「正解の種類」を選ぶ必要はありません。種類ごとの違いと、迷ったときの考え方を整理しました。

はじめにお読みください

この記事は、受診前の情報を整理するためのものです。医師による診断や治療の代わりにはなりません。症状が強い場合や、急激に悪化している場合、緊急性があると感じる場合は、医療機関や救急窓口にご相談ください。

低用量ピルの基本的なしくみ

低用量ピルには「エストロゲン」と「プロゲスチン」という2種類のホルモンが含まれています。エストロゲンの量は各製品で大きく変わらず、違いを生むのは主にプロゲスチンの種類と量です。

第1〜4世代の違い

プロゲスチンの種類によって、「世代」として分類されることがあります。

世代特徴代表的な製品(例)
第1世代古くからある。男性ホルモン様作用が強めノリニール等
第2世代バランスが良い。比較的安定した効果トリキュラー、ラベルフィーユ等
第3世代男性ホルモン様作用が弱め。ニキビや多毛に悩む方に選ばれることもマーベロン、ファボワール等
第4世代プロゲスチンの種類がさらに改善。月経困難症・PMSへの効果が期待されるものもヤーズ、ヤーズフレックス等

「第4世代が一番良い」というわけではなく、体質・目的・副作用の出方によって合うものが変わります。

種類の違いによる主な影響

第2世代第3世代第4世代
ニキビへの影響やや出やすい人もいる比較的出にくい製品による
気分への影響個人差あり個人差あり個人差あり
血栓リスク比較的低いやや高い(個人差あり)製品による
保険適用月経困難症なら対象のものあり同様ヤーズは月経困難症で保険適用あり

どの世代がいいかは「一概には言えない」が正直なところで、体質・既往歴・使う目的・コストなどを踏まえて医師が選びます。

「合わなかったら変えられる」

最初に処方されたピルが自分に合わない(副作用が強い・気分への影響がある など)と感じた場合、別の種類に変えることができます。

「飲み始めて副作用がつらい」「気分の変化が気になる」という場合は、我慢せずに処方した医師に相談してみてください。

種類を選ぶのは医師の役割

「どの種類が合うか」を自分で判断する必要はありません。受診時に、以下のことを伝えると医師が考慮しやすくなります:

受診時に伝えると役立つこと

  • 使いたい目的(避妊・生理痛・PMS・ニキビ など)
  • 過去にピルを使ったことがあれば、その種類と感想
  • 気になる副作用(気分の変化・ニキビ・体重変化など)
  • 喫煙習慣・血栓症の家族歴など

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関連記事・公式確認

→ ピルを初めて処方してもらう前に確認すること → ピルの飲み忘れ、気づいたらどうする?

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