薬の受け取り

ジェネリック医薬品(後発品)と先発品の違い——オンライン診療での選び方

「ジェネリックにしてもいいの?」「先発品との違いは?」——ジェネリック医薬品の基本と、オンライン診療・薬局での選び方をまとめました。

この記事の結論

  • ジェネリックは有効成分が先発品と同じ。薬価が安く、品質は国が審査・承認
  • 添加物・形・味が違うことがあり、体への合い方に個人差がある場合もある
  • 「ジェネリックにしてほしい」「先発品を希望」は処方時・調剤時に伝えられる

「薬局でジェネリックに変えますか?と聞かれたけど、どうすればいいの?」「先発品との違いが気になる」——薬の選択肢について整理しました。

はじめにお読みください

この記事は、受診前の情報を整理するためのものです。医師による診断や治療の代わりにはなりません。症状が強い場合や、急激に悪化している場合、緊急性があると感じる場合は、医療機関や救急窓口にご相談ください。

ジェネリック医薬品とは

ジェネリック医薬品(後発品)は、先発品(オリジナルの薬)の特許が切れた後に製造・販売が認められる医薬品です。

有効成分・用量・使い方・効果・安全性は先発品と同等であることが求められており、厚生労働省が審査・承認しています。

先発品ジェネリック(後発品)
有効成分独自開発先発品と同じ
価格高め安い(2〜8割程度安いことが多い)
開発費用多額(10〜20年の研究開発)少ない(先発品のデータを活用)
品質審査厚労省が審査・承認厚労省が審査・承認

ジェネリックが安い理由は、開発費(研究・治験)をかけずに作れるためです。品質が低いということではありません。

ジェネリックと先発品の「違い」

有効成分は同じですが、以下の点は異なることがあります。

  • 添加物(色素・コーティング剤など):人によってまれに反応が出ることがある
  • 形・大きさ・色:飲みやすさが変わることがある
  • 溶け方・吸収の速さ:一部の薬では体への吸収パターンに微妙な差がある

「先発品は効いたのに、ジェネリックに変えたら効き目が変わった気がする」と感じる方もいます。これは完全に気のせいとも言いきれないため、気になった場合は医師や薬剤師に相談してください。

オンライン診療・薬局での選択

処方してもらうとき

オンライン診療での診察後、処方箋が発行される場合、医師に「ジェネリックで処方してもらえますか」と伝えることができます。

ただし薬によっては「先発品しかない」「特定の理由でジェネリックを推奨しない」ケースもあります。

調剤薬局で薬を受け取るとき

薬局でも「ジェネリックに変更できますか」と聞けます。処方箋に「後発医薬品への変更不可」と記載がなければ、薬剤師の説明を受けてジェネリックを選べます。

「先発品のほうがいい」という場合は「先発品を希望します」と伝えればOKです。

ピル・睡眠薬などでのジェネリックの扱い

ピル(低用量経口避妊薬)

ピルにもジェネリックがあります。オンライン診療サービスによっては、最初からジェネリックを処方しているところもあります。先発品と成分は同じですが、価格が異なります。

睡眠薬・抗不安薬

睡眠薬・抗不安薬にもジェネリックがあります。「費用を抑えたい」場合は積極的に選択できます。ただし、「この薬のこの先発品に効果を感じている」という場合は無理に変える必要はありません。

公式サイトで確認を

対応できる範囲や料金は、サービスによって変わります。「自分の状況で使えるかな」と思ったら、ぜひ公式サイトで最新の情報をご確認ください。

まとめ

  • ジェネリックは先発品と有効成分が同じ。品質は国が審査・承認
  • 添加物・形・吸収の微妙な違いはある。気になった場合は医師・薬剤師に相談
  • 「ジェネリックに変えたい」「先発品がいい」は処方時・調剤時に伝えられる
  • 費用を抑えたい場合、ジェネリックは積極的に選択していい選択肢

「ジェネリックって大丈夫なの?」という不安は、「品質は先発品と同等として承認されている」という事実で多くは解消されます。迷ったときは薬剤師に質問してみてください。

関連記事・公式確認

→ オンライン診療で薬をもらう流れ → 薬局で処方箋を受け取るときの流れ

公式サイトで確認を

対応できる範囲・料金・予約方法はサービスによって異なります。「使えそうかな」と思ったら、公式サイトで最新の情報をご確認いただくと安心です。

関連記事

薬の受け取り

オンライン診療後の薬を薬局で受け取るとき——流れと持ち物

「オンライン診療を受けたあと、処方箋を薬局に持っていくとどうなるの?」——処方箋を薬局で使うときの流れと、持ち物をまとめました。

この記事でわかること:オンライン診療後に処方箋が届いたら、近くの保険薬局に持参して薬を受け取ります。保険証(または保険情報)と処方箋があれば、かかりつけの薬局でも他の薬局でも受け取り可能です

読む
薬の受け取り

処方薬の副作用が出たら——報告先・対処法・薬の変更方法

「薬を飲み始めてから体調が悪い」「副作用かもしれない、どうすればいい?」——処方薬の副作用への対処と、医師への報告・薬変更の流れをまとめました。

この記事でわかること:処方薬の副作用が疑われる場合は、まず処方した医師・薬剤師に報告してください。症状によっては薬を変更・中断できます。自己判断で急に薬をやめることは危険なため、必ず医師に相談してから対処してください

読む
薬の受け取り

オンライン診療で薬をもらう流れ(処方から受け取りまで)

オンライン診療で薬を処方してもらう場合、どのように受け取るのか——処方箋の扱い・薬局での受け取り・郵送について整理しました。

この記事でわかること:オンライン診療後の薬の受け取りには「薬局へ処方箋を持参」「電子処方箋を薬局に送信」「薬を郵送」の3パターンがあります。どの方法になるかはサービスによって違うため、事前に確認しておくと安心です

読む