フィナステリドとデュタステリド——AGAの薬、何が違う?どちらを選ぶ?
「AGAの治療薬にフィナステリドとデュタステリドがある」「何が違うの?どちらが効果的?」——2つのAGA内服薬の違いと選び方をまとめました。
この記事の結論
- フィナステリドは5αリダクターゼⅡ型を阻害。デュタステリドはⅠ型・Ⅱ型両方を阻害(より強力)
- デュタステリドは効果が高い一方、副作用の報告もフィナステリドより多い傾向
- ジェネリック(後発品)はどちらも存在し、コスト削減が可能
「AGAの治療を始めたいけど、フィナステリドとデュタステリドのどちらを選べばいいかわからない」——治療薬を選ぶ前に知っておきたい2つの薬の違いと、選び方の目安をまとめました。
はじめにお読みください
この記事は、受診前の情報を整理するためのものです。医師による診断や治療の代わりにはなりません。症状が強い場合や、急激に悪化している場合、緊急性があると感じる場合は、医療機関や救急窓口にご相談ください。
2つの薬の基本的な違い
どちらも5αリダクターゼ(DHT産生酵素)を阻害することで、AGAの原因となる男性ホルモン(DHT)の産生を抑えます。
| 項目 | フィナステリド | デュタステリド |
|---|---|---|
| 阻害するⅡ酵素 | Ⅱ型のみ | Ⅰ型+Ⅱ型(両方) |
| 阻害力 | 比較的弱め | より強い |
| 発売時期 | 先に承認 | 後から承認 |
| 代表薬名 | プロペシア等 | ザガーロ等 |
| ジェネリック | あり | あり |
| 副作用 | 性機能低下等(頻度は低い) | 同様だがやや多い報告も |
効果の違い
デュタステリドはⅠ型とⅡ型の両方の酵素を阻害するため、DHTの産生をより強く抑えます。
臨床試験では、デュタステリドの方が発毛・脱毛抑制効果が高かったとするデータがあります。
ただし、「どちらが合うか」は個人差があります。フィナステリドで十分な効果が出ている方もいます。
副作用
どちらも主な副作用として以下が報告されています:
- 性欲の低下
- 勃起機能の低下
- 射精量の低下
頻度は低く(数%程度)、服薬中止後に回復することが多いとされています。
デュタステリドはフィナステリドより副作用の報告が多い傾向がありますが、個人差があります。
費用の目安
| 薬 | 先発品(月) | ジェネリック(月) |
|---|---|---|
| フィナステリド | 5,000〜10,000円 | 1,500〜4,000円 |
| デュタステリド | 8,000〜15,000円 | 2,000〜5,000円 |
※ オンラインクリニックの月額プランに含まれる場合は異なります。
どちらを選ぶか
医師の判断によりますが、一般的な考え方として:
- まずはフィナステリドから:副作用リスクが少なく、使用歴が長い。効果が不十分と感じたらデュタステリドに変更
- より強い効果を求めるならデュタステリドから:副作用を理解した上で開始
外用ミノキシジルとの組み合わせ
フィナステリドまたはデュタステリドに外用ミノキシジルを組み合わせることで、より高い効果が期待できます。
- 内服薬(フィナステリド/デュタステリド):脱毛の進行を抑える
- 外用ミノキシジル:発毛を促進する
2種類の組み合わせが「AGA治療の基本」として多くのクリニックで提案されています。
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